大リーグは17日、各地であり、ドジャースの大谷翔平はフィリーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、八回に2試合連続本塁打となる51号ソロを放った。ナショナル・リーグの最多本塁打争いで、首位シュワバーに2本差に迫った。チームは勝ち、レギュラーシーズン残り10試合で西地区優勝へのマジックを「8」とした。
今永昇太、鈴木誠也の所属するカブスはパイレーツを8―4で下し、5年ぶりのポストシーズン進出を決めた。「5番・右翼」で6試合ぶりに出場した鈴木は3打数無安打だった。
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ドジャース―フィリーズ 第2シード争いの直接対決に
ポストシーズン(PS)の行方を占ううえでも非常に重要な3連戦だった。
ナショナル・リーグの最多本塁打王を争う大谷翔平とシュワバーの直接対決で盛り上がった「ドジャース―フィリーズ」だが、両チームは10月のPSで再戦する可能性があるからだ。
ドジャースは西地区優勝を目前にするものの、PSはワイルドカードシリーズ(WCS)からの出場が濃厚。現状の順位のままでWCSを勝ち上がると、地区Sで待ち構えるのが東地区を制したフィリーズとなる。
短期決戦はエース級の投手から登板するのが定石だ。フィリーズは投手陣に余力のある状態で、WCSで消耗したドジャースを迎えることになる。
ただ、ドジャースのロバーツ監督はこの15~17日のフィリーズ3連戦を終えて楽観的だった。
「このシリーズは先発投手が…